東日本大震災で津波により駐車場が冠水した青森県八戸市のマリエントで、避難訓練が行われました。職員に加え、近隣の保育園も参加し、万が一の対応を確かめました。
八戸市の海沿いにある水産科学館マリエントの避難訓練は、開館中に三陸沖を震源とするマグニチュード6.2の地震が発生したことなどを想定して行われました。
14日の訓練には市内の3つの保育園が参加し、園児は職員の指示に従って、施設の4階に避難しました。
マリエントは、東日本大震災の時には施設の駐車場まで津波が押し寄せ、駐車場は冠水しました。これを教訓に、地震が発生したときは施設の中でなるべく高い場所に避難するようにしています。
東日本大震災の発生から14年が経ち、震災を知らない世代も増えているため、マリエントはこれからも定期的に訓練を行いたいとしています。