久留米絣をPRした取り組みが表彰

開幕間もない4月末、万博会場のとある出展ブースに展示されているのは、福岡県の伝統工芸品「久留米絣」です。

久留米絣協同組合青年部の若手職人たちが、機織り体験などを交え3日間の期間限定でPRしました。

この万博への出展は、久留米絣の存在を改めて考え直す機会になったといいます。

池田絣工房 池田大悟さん
「すごくいいきっかけになったなと思います。自分たちの中でも絣って何だろうとか、本当の魅力ってどういうところかな、これから先どう進化させていくのかとか、もっといい伝え方がどんどん出てくるとと思いますので、本当に産地全体としてよかったんじゃないかと思っています」

万博では期間限定で出展・発表できるブースが設けられ、「共創チャレンジ」というテーマで2000を超える企業や団体が参加しました。

その中で、この久留米絣という伝統工芸品を知ってもらう展示が、投票により「技術・伝統ミャクミャク賞」を受賞。
13日に表彰されたのです。