
(昆虫の調査・研究を行なう塚田拓さん)「(蚊は)25~30度ぐらいが一番活発に動くと言われている。今年の夏は蚊が少ないという人が多かったと思うが、まだ生きている。その適温になる時期を狙ってじっと待っている」
「蚊」は一般的に、25度から30度の間で、活動が活発になるといいます。しかし、今年は例年にない暑さが続き、活動が鈍くなっていたというのです。
ただ、この暑さも今週までで、蚊にとってはこれから活動しやすい「適温」になるといいます。
(昆虫の調査・研究を行なう塚田拓さん)「外で作業をしていても、夕方になり陽が落ち、温度が下がり始めると、やはり蚊によく出会う。蚊にとってはようやく蚊の活動ができる、いい時期になった」
蚊の繁殖を防ぐポイントは、水たまりを作らないことです。

(昆虫の調査・研究を行なう塚田拓さん)「(植木鉢の)水受けでも繁殖するから、こまめに清潔にして水たまりをなくす。空き缶やペットボトルでも発生することがある」
人間にとってはようやく過ごしやすくなりそうですが、蚊にしばらく注意が必要です。