4月に岩手県金ケ崎町のドラックストアで発生した強盗事件について、警察は14日、現場近くに住む39歳の男を逮捕しました。

強盗と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、金ケ崎町西根の派遣社員・岡崎信行容疑者39歳です。

警察によりますと、岡崎容疑者は4月27日の午後10時ごろ、金ケ崎町西根にある閉店作業中のドラッグストアに侵入し、女性店長と男性従業員の2人に包丁を突き付けて脅し、現金百数十万円を奪った疑いが持たれています。

当時、店内に客はおらず、従業員2人にけがはありませんでした。
店の防犯カメラには、黒っぽい服装で白いマスクと手袋を身に着けた男1人が店舗の入口から侵入し、犯行後に入口から走って逃げる姿が映っていました。
警察は店内外の防犯カメラの映像解析や周辺での聞き込みなどの捜査を行い、岡崎容疑者を特定し逮捕しました。
警察の調べに対して岡崎容疑者は容疑を否認しています。
現金は複数のビニールポーチに入っていて、犯行に使われた包丁と奪われた現金は見つかっていないということです。
警察は犯行に使った包丁や現金を探すとともに犯行後の逃走経路などを詳しく調べています。