自動車メーカーBMWも“人型ロボット”を試験導入
アメリカの物流倉庫で稼働する、身長175センチの人型ロボット。重さ140キロまで持ち上げられ、自ら充電を行って24時間休みなく働きます。
ドイツの大手自動車メーカーBMWも、2024年9月から生産ラインに人型ロボットを試験導入。これらは全てリモコンではなく、周りの状況を判断して自分で動いているのです。
人間から労働を奪う側面はありますが、単純労働をロボットに置き換えていくのは
世界的な流れとなっているなか、問題は使うロボットが「国産」なのかどうかです。


(高西教授)
「ヒューマノイドは人が今までやってきたところを代替していくので、千差万別の応用があります。もう一回世界をリードする、日本のロボットにしたいと思います」
人口減少が先進各国で進む中、期待される人型のロボット。その開発競争の遅れを取り戻せるのか。国をあげての巻き返しが急がれます。
