13日で閉幕した大阪・関西万博について、鳥取県の平井知事は「大きな成果をレガシーとして受け継いでいきたい」と、満足気に話しました。

鳥取県 平井伸治知事
「アフター万博に向けては、こうして新たに生まれた万博でのモチベーションを、いかに我々が実現していくかとだと思います」

鳥取県は万博の関西パビリオンに鳥取県ゾーンを出展し、砂の中で県内の名物を紹介する「鳥取無限砂丘」が人気を呼んだほか、砂のつながりからヨルダンなど外国のパビリオンと「サンドアライアンス」を結び、関連イベントでも大いに鳥取県をアピールしました。

会期中の鳥取県ゾーンの来場者は46万3110人、関連イベントを含めると58万3246人で、県の人口を上回る人が鳥取県とふれあい、多くの人が「満足」「鳥取県に行ってみたい」と答えました。

実際に砂丘などの県内の観光客も、万博を起爆剤として増加しました。
鳥取県ゾーンの砂は合わせて2万人に配られたほか、友好の証として鳥取県に贈られたヨルダンの砂は鳥取砂丘ビジターセンター、夢みなとタワーなどで活用されることになりました。

またアフター万博として展示などを受け継ぐイベントを大阪のホテルで開催するほか、AKB48のメンバーを起用する砂丘でのハロウィーンイベントや、万博で人気を集めた公式スタンプを県内で押せるようにする「アフター万博砂ンプラリー」も始めます。