きょう未明、山形市の馬見ヶ崎川沿いでクマの目撃情報が相次ぎました。

市は、芋煮会などで食べ残しのゴミを放置しないよう注意を呼びかけています。

市によりますときょう午前1時25分ごろ、山形市泉町の道路にクマ1頭がいるのを通りかかった人が発見し、警察に通報しました。

さらに、午前2時17分ごろにはおよそ1.5キロ離れた印役町一丁目の堤防敷でもクマ1頭が目撃されました。

きょう未明に目撃が相次いだ2か所はともに馬見ヶ崎川沿いです。

付近では、先週木曜日にも山形市銅町の二口橋の近くでクマが目撃されています。

芋煮会シーズンに馬見ヶ崎川沿いでクマの出没が相次いでいることから、山形市は注意喚起の看板を設置し、河川敷にクマのエサとなる食べ残しなどのゴミを放置しないよう呼びかけています。

また11日から12日にかけて市の南部でクマの目撃が相次ぎ、その後クマの行方がわかっていないことを受けて、けさ、山形市の小学校では保護者が児童を学校まで送り届けるなどの対応をとりました。

クマの出没による県民生活への影響が続いています。