スポーツジムに代表される「フィットネス事業」の市場規模が拡大しています。
帝国データバンクの調査によりますと、昨年度、大手15社の店舗数は、過去最多のおよそ6500店に。
市場規模も過去最大の7100億円にのぼる見込みです。
時短や効率といった幅広いニーズを背景に、スポーツジムも多様化しています。
「人目気にせず」暗がりでフィットネス
暗闇を照らすムービングライトに、大音量の音楽が鳴り響く空間。
この場所はー

RKB 金子壮太記者
「一見ダンスクラブに見えるこちらの空間、実はボクシングフィットネスができるスポーツジムなんです」
福岡市中央区大名にあるスポーツジムでは「暗闇フィットネス」を展開しています。

暗闇で自転車をこいだりボクシングやキックボクシングをしたりさらに、トランポリンのフィットネスも行っています。
利用者
「人目を気にせず思い切り動けるので楽しいです、いい汗もかけます。」
利用者
「私みたいなかっこよく動けない人は暗くて音がいっぱい出てると汗だくになっても周りの目が気にならないので、没入してできるというか気持ちがいい感じはします」
ジムの利用者はコロナ禍では数百人ほどでしたが、現在ではおよそ2000人にまで増え過去最多の会員数になっています。

ベースフィットネス 山上富之さん
「やっぱりコロナで利用者がぐっと下がっていたのが増えてきたなという実感はあります。また健康に対する需要とか意識がより高まっているんだと思う」