今夜、日本サッカーの歴史が変わるかもしれません。FIFAワールドカップ日本代表は、初のベスト8進出をかけ、12月6日未明(日本時間)クロアチア代表との運命の一戦を迎えます。静岡県内でも日本代表の雄姿を見守る準備が進んでいます。

<山本太朗記者>
「静岡市内のサッカーショップKAMOに来ています。こちらのショップでは、日本代表を中心にワールドカップの商品が入り口にずらっと並んでいます。遠いカタールの地へ静岡からエールを送ります。頑張れ日本!」

ワールドカップが始まってからユニホームが売れ始めたという静岡市葵区のサッカー専門店。特にスペイン戦直後の週末は、多くの人が代表ユニホームを買い求めました。

<サッカーショップKAMO 平松潤也店長>
「(試合の)翌日、試合前に、活躍した選手を中心にユニフォームが売れている。(お客さんの)熱気を感じるし、これからもまだ、熱くなると思っている」

<堂安律選手>
「優勝しか考えていない」

グループリーグのドイツ戦、スペイン戦で貴重同点ゴールを挙げた堂安律選手は2015年、U18日本代表のメンバーとして、SBS国際ユースサッカーでクロアチアと対戦しましたが、1−2の逆転負け。クロアチアには、ワールドカップでもいまだ勝利はなく、堂安選手をはじめクロアチアに勝ちたい思いは募るばかりです。

クロアチア戦のパブリックビューイングを行う静岡市のダイニングバー「GROW STOCK」では、座り席はスペイン戦の翌日には満席。5日も問い合わせの電話が鳴りやみません。

<GROW STOCK 菊池優希乃さん>
「きょう勝って、みんなで盛り上がって、今度が8日深夜、そこもパブリックビューイングで営業できれば一番うれしいので、日本代表頑張って欲しい」

歴史的勝利に向けて早くも準備を始めた店もあります。「勝ったらセール」でおなじみ、静岡県松崎町の「アサイミート」です。次なるお肉は?

<アサイミート 浅井眞さん>
「これですね」
Q.立派ですね?
「霜降りの黒毛和牛すき焼き用を半額で提供させてもらいます」

なんと、牛一頭分、注文したそうです。これにはお客さんも!

<買い物客>
「勝ってほしいです」
Q.勝ったら食卓には?
「牛肉です」

<アサイミート 浅井眞さん>
「勝利で喜んでもらって、家庭で喜んでもらって、うちだけ泣いて…って感じですかね(笑)」

なお、アサイミートは6日、7日は定休日で、「勝ったらセール」は8日木曜日の予定です。