県は11月10日、新型インフルエンザの患者が発生した想定の訓練を行いました。鈴木康友静岡県知事が出席して初めて対策本部会議の流れを確認しました。
県は10日、海外で新型インフルエンザの患者が発生した想定で、鈴木知事が本部長を務める対策本部の本部員会議の運営訓練を初めて行いました。
新型インフルエンザ等対策特別措置法などの改正により、2025年3月に県の行動計画を改定したことから、全庁的な訓練を実施しました。
<鈴木康友静岡県知事>
「検査体制、各保健所の対応、感染症対策物資の確保等に全力を尽くしてください」
本部員会議では、海外での患者発生の経緯や政府の対処方針を共有し、静岡県内の受け入れ可能な病床数などの医療提供体制を確認しました。
<静岡県感染症管理センター 後藤幹生センター長>
「正しい情報を早くお伝えする第一段階になると考えている」
<静岡県危機管理部 油井里美危機報道官>
「新型インフルエンザの感染拡大防止に全庁一丸となって体制を構築していく、対応していくのが必要」
午後には、県内で初めての患者が発生した想定で、県や医療機関、消防機関が連携した患者の搬送訓練が行われました。














