鹿児島県の湧水町で10日夕方、火事があり、住宅1棟が全焼しました。
伊佐湧水警察署によりますと、10日午後4時すぎ、湧水町恒次で「家が燃えていて、屋根まで火が達している」と近くの住民から消防に通報がありました。
火はおよそ1時間半後に消し止められましたが、この火事で、農業・植村勝美さん(78)の木造平屋の住宅1棟、およそ120平方メートルが全焼しました。
植村さんは、妻と長男夫婦の4人暮らしで、出火当時、妻が家にいましたが、火事に気づいて逃げ出し、けがはありませんでした。
植村さんの妻は出火当時、夕食を準備していて、「パチパチと音がして風呂場に行くと、まき風呂から火があがっていた」と話しているということです。
警察が火事の詳しい原因を調べています。