「ミャクミャク」カラーのアクセサリーを和紙で準備

去年、都城商業高校で始まった「紙漉き文化再生プロジェクト」。

当時、3年生だった生徒たちが、かつて都城市で盛んだった紙漉きの文化を再生させようと立ち上がり、焼酎の廃棄物を使うなどして持続可能な和紙作りに取り組んできました。

(廣川 凛 さん・当時の3年生)
「繊維が均一にからむように平らになるように揺らしている。(和紙は)コウゾという原料からできていてその原料も自分たちで探しにいった」

今年度は卒業した先輩たちの思いを引き継ぎ、新しいメンバーが活動を続け、今年の3月に行われた「SDGs QUEST みらい甲子園」の県大会で、最優秀賞を獲得。万博で発表することになったのです。

チームを代表してコンテストに参加する中岡笑菜さんと兼瀬美歩さんは今回、和紙を使ったあるものを準備していました。

(都城商業高校 紙漉き文化再生プロジェクトチーム 中岡笑菜さん・兼瀬美歩さん)
「ペーパービーズで(ブレスレット)をつくったこの紐の部分も和紙で作っていて細長く和紙を切ってそれを巻いて作っている」

万博の公式キャラクター「ミャクミャク」カラーのアクセサリーです。

(都城商業高校 紙漉き文化再生プロジェクトチーム 中岡笑菜さん)
「皆さんのプレゼンがすごく上手で緊張しているが私も自分たちの活動を伝えられるよう頑張る」