山形県内でクマの目撃が相次いでいます。
きのう夜に山形市の住宅街でクマ1頭が目撃されたほか、鶴岡市では普通乗用車がクマと衝突する事故がありました。
クマはまだ付近に潜んでいる可能性があるとして、警察などが注意を呼びかけています。
警察などによりますと、きのう夜10時30分すぎ山形市富の中の住宅街の路上にクマいるのを通りかかった人が目撃し、警察に通報しました。

クマは体長およそ1メートルで西の方に向かっていったということです。

この影響でけさ、近くの南沼原小学校では保護者同伴での登校にしたほか、午後の授業を取りやめて教員が引率しての一斉下校に切り替えるなどの対応をしました。
さらに、きのう午後9時30分ごろ、鶴岡市高坂の県道でクマ1頭を目撃したと通りかかった人から警察に通報がありました。

現場は山形大学農学部の施設からおよそ200メートルの県道349号の道路上です。クマは体長およそ1メートルで、東の方に向かって行ったということです。
