先週まで減少傾向だった「リンゴ病」の患者数が山形県内で再び増加し、26週連続の警報レベルとなっています。
県は、リンゴ病の流行がここまで長引いているのは異例だとして、感染対策の徹底を呼びかけています。
県衛生研究所によりますと、先月29日から今月5日までの1週間に、県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者数は前の週より16人増加し101人でした。
1定点あたりの患者数は3.88人で、26週連続の警報レベルとなっています。
保健所別では、最上で31人、庄内で21人など、県内すべての保健所管内で警報レベルが続いています。

「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。
県は、リンゴ病の流行がここまで長引いているのは異例だとして、換気や手洗い、適切なマスクの着用など基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。
