宇宙船や砂漠で酸素や水が作れるようになる?さまざまな分野で活躍が期待

 今後「多孔性金属錯体」の活躍が期待される分野についてみていきます。

▼環境:温室効果ガス・PFASの除去
▼産業:CO2を資源として利用
▼自然:砂漠の空気から飲料水
▼宇宙:宇宙船で酸素や水を再生
▼医療:特定の患部を狙って薬を届ける

 空気の中にある水分だけをうまく「多孔性金属錯体」の中に取り込んで濃縮して水として使うことが期待されるほか、酸素を放出する「多孔性金属錯体」と二酸化炭素を吸収する「多孔性金属錯体」を使うことで、宇宙船の中で酸素を再生させることが可能になるかもしれません。

(2025年10月9日放送 MBSテレビ「よんチャン TV」より)