大阪・関西万博の会場で、「SDGsQUESTみらい甲子園」が開かれ、鹿児島の高校生が参加しました。高校生たちは持続可能な未来社会を創るためのアイデアを発表しました。
(記者)「大阪・関西万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』、『SDGsQUESTみらい甲子園』の集大成の場として、全国から集まった高校生がこれからアイデアを発表します」
「SDGsQUESTみらい甲子園」には、全国23地区の大会で最優秀賞を受賞した高校生22チームが参加しました。鹿児島県からは、種子島中央高校が参加。
近田朔太郎さんが「観光と防災を融合させた持続可能な地域づくり」と題して、スマートフォンをかざすだけで、災害時に観光地から最も近い避難経路を示したり、災害リスクを分かりやすく可視化したりするシステムを発表しました。
会場にはイベントを応援している企業関係者も集まり、高校生たちのアイデアを熱心に聞いていました。
(MIRARTHホールディングス 中村大助取締役)「日常が流れている中で深堀りできることの強さ、すごい、尊敬しかない」
(種子島中央高校2年 近田朔太郎さん)「他の高校生の発表を聞いたが、どれもすごい発表。自分たちもまねできるところはまねして、今後の課題解決にいかしたい」
全国から集まった高校生たち。それぞれのアイデアを地元に持ち帰り、よりよい未来社会を創っていく原動力にしたいと話していました。