全国の水産系高校の生徒が食品管理や魚さばきを競う大会で日本一に輝いた大分県臼杵市の男子生徒が10月11日、腕前を披露します。
臼杵市の県立海洋科学高校はこの週末、実業系の高校が集まるイベントでかぼすヒラマサの解体ショーを披露します。魚をさばくのは、日本一の高校生・衛藤拓也さんです。

(県立海洋科学高校・食品コース3年・衛藤拓也さん)「夏が旬の魚は少ないので、夏はヒラマサが一番コリコリで青物の中では一番好きです」

小学3年生から釣りを始め、魚が大好きになった衛藤(えとう)さんは、全国の水産・海洋高校の生徒が食品衛生の知識や魚をさばく技術を競うコンテストで、去年は2年生にして実技で1位。今年は総合得点で見事優勝しました。
(衛藤拓也さん)「普段、家でもアジを買って練習をしていて、食品管理の勉強面でも夏休みに学校に行って先生方から指導を受けて、練習してきたことが形になってよかったです」
衛藤さんが特に意識しているのは包丁に骨が当たる感触。目には見えない部分に神経をめぐらせつつ、手際よく魚をおろします。
(衛藤拓也さん)「練習してきたことを出せるように精いっぱい頑張ります。一番頭を落とすのが難関なので、そこに注目してほしいです」
衛藤さんのかぼすヒラマサ解体ショーは10月11日、大分市のトキハわさだタウンで午前11時半から披露されます。














