ラブホテルを断れないのに市長が務まるのか?
――報道した側に抗議は出したのか?

<小川晶 前橋市長>
抗議を出すことも今後検討する必要もあるかと思うんですけれども、現状でそれをやっているときりがないというのもあり、そちらの対応については、今後まずは自分自身の責任の取り方をしっかりと判断した上でしていきたいと思っています。
――他に「真偽不明の情報」とするものについて言及はしない?
<小川晶 前橋市長>
たくさんありすぎてなかなか全てを「これは違う」とお答えするのが難しいぐらい、今いろいろな情報が報道されておりますので、少しそこの対応については苦慮しているところもあります。
――市長の説明不足が招いていることでは?
<小川晶 前橋市長>
私からお話できることにつきましては、9月24日の緊急の記者会見でも皆さんにお話をさせていただきまして、そこでお伝えしたことが事実であるということでお話をさせていただいております。
ただ、あそこで伝えた内容とは違うことが、その後もどんどん報じられているということで、どういった場面でどういった説明をすれば正しく伝わるのかというのは非常に悩ましいところだなと感じています。
――ラブホテルの提案を断る判断ができないのに、市長の職責を務められるのか?
<小川晶 前橋市長>
今回の件につきましては、本当に自分自身の判断も含めて反省をしているところでございます。
自分のそういった判断ができなかった部分については、自分自身でしっかりと改めなければいけないことだと思っておりますが、それ以外の仕事の部分について、ではどういった影響があったのかということについては、自分の中ではしっかりと仕事をこれまでしてきたということもありますので、その辺も含めて市民の方々の声も聞きたいと思っています。
――職員への説明はできていない?
<小川晶 前橋市長>
記者会見等でこういったことがありました、そして私がこういう説明をしましたということについてはお話をさせていただいて、また部長級の集まる場面では「申し訳なかった」ということで事情をお話しさせていただいておりますけれども、
全職員に対してどういった伝え方ができているかというと、現状では職員1人1人に対して、私から直接お話しというのはできていないというところでございます。
――市長の親族にまで取材が及んでいる状況をどう感じるか?
<小川晶 前橋市長>
私が起こしたことが原因で、多くの皆さんのところに取材が行ったり、また、関係がないというと失礼なんですけれども、真実ではないところで様々な憶測を呼んで疑いを持たれてしまっている人たちも多くいると思いますので、そういう意味ではご迷惑をかけて申し訳ないなと思っています。