便利なコンタクトは、心臓のペースメーカーなどと同じ『高度管理医療機器』。
使い方を間違えると、目に大きな影響を及してしまいます。

【新潟医療福祉大学大学院 健康科学専攻 石井雅子教授】
「角膜は透明な組織で血管がない。空気から酸素を取り入れて栄養を保っている」
「コンタクトレンズをつけすぎると酸素の通りが悪くなるので、最終的には角膜が白く濁り角膜も“むくむ”ので、視力の低下につながる」

健康な目には通常3000個の細胞があると言われていますが、コンタクトのつけすぎなどで酸素が行き渡らないとその細胞は減っていきます。
しかも、一度失われた細胞は再生しません。

(画像提供)新潟医療福祉大学大学院 石井雅子教授

大切なのは、コンタクトごとに定められた一日の使用時間やレンズ本体の使用期間を守ること。そして、手を清潔にして扱うこと。
もちろん、違和感があればすぐに使用をやめて医療機関を受診しましょう。