歌手の大黒摩季さんが、「KIMONOIST(キモノイスト)アワード2025」授賞式に登壇しました。
「KIMONOIST(読み:キモノイスト)」とは、「着物」が好きな方や似合う方に限らず、新しく進化するこれからの「キモノ」を着ていただきたい方に贈られるアワードです。

大黒さんは、⼤島紬に⻯巻絞りを施したブルーパープルとピンクの組み合わせが大胆な柄着物を着用。まるで炎のようにもみえるヨーロッパの⽂様をアレンジしたバーガンディ⾊の帯に、自身の赤髪、更にはサングラスを合わせたロックな全身トータルコーディネートで登場し、シンガーソングライターとしての唯一無二の魅力を着物がさらに引き立てました。

堂々とランウェイを歩いた大黒さんは現在ツアーの真っ只中。きょうのイベントの感想を聞かれると、 “恥ずかしいんですね、歌わずにただ歩くのって” と普段のアーティスト活動とランウェイを歩いた印象の違いをお茶目に語り、観客を沸かせました。

過去には袴スタイルでライブを公演した経験もあるそうで、 “着物でもロックでトンガりたい” と、どんなスタイルでも自身の個性を貫く姿勢をみせました。

この着物を誰に見せたいかと問われると、 “トランプ大統領です。着物文化とクリエイティブさで日本人ってカッコいいって思ってもらえたら” と、ワールドワイドな野望を語り観客の笑いを誘いました。

今回の授賞式には、他にも仁科亜季子さん、高橋克典さん、唐田えりかさん、長濱ねるさん、枝並千花さんが出席し、同じく「KIMONOIST(キモノイスト)」の称号を受賞しました。
【担当:芸能情報ステーション】