地質学的に重要な地域などの保全や、教育・観光への活用を図る「日本ジオパーク」にきょう6日、「喜界島」が認定されました。

喜界島はサンゴ礁が、10万年かけておよそ200メートル隆起してできた世界的にも珍しい島です。

その成り立ちから階段状の地形「段丘」や、ミネラル分の多い土壌で栽培された白ゴマは日本一の生産量を誇るなど独自の自然や文化が育まれてきました。

喜界町は2018年から日本ジオパーク認定を目指し遊歩道の整備などを進めていました。

ことし4月に認定を申請していましたが、きょう午後4時すぎ、日本ジオパーク委員会から喜界町役場に認定の電話が入ると役場は喜びに沸きました。

県内の日本ジオパークは、「霧島」、「桜島・錦江湾」、「三島村・鬼界カルデラ」に続き、「喜界島」が4か所目です。