34年ぶりの東京開催は、9日間で約62万人が国立競技場に足を運んだ。「ほぼすべての日でチケットがソールドアウトして、ずっと満員の国立競技場を実現できたのは、想像できなかったことなので、すごくうれしかったですし、自分自身も周りの選手もすごく幸せな瞬間をたくさん感じられたのではないかなと思います」と、北口にとっても忘れられない思い出となったようだ。
来季に向けても「世界各地を飛び回って、ダイヤモンドリーグ含めてまわっていきたいと思いますし、アジア大会も名古屋で行われるので、今回は世界で一番という所から離れてしまったんですけれども、また一番になれるように努力を続けていきたいと思っています」と、前を見据えた。