鹿児島市で去年11月、4人が車にはねられ1人が死亡した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている女の初公判が、今月17日に開かれることが決まりました。
鹿児島市下荒田1丁目の交差点で去年11月、乗用車が右折する際、横断歩道や歩道を歩いていた4人をはね、姶良市の今西和隆さん(当時37歳)が亡くなりました。
車を運転していた鹿児島市下荒田4丁目の無職・吉崎順子被告(84)が過失運転致死傷の罪で起訴されましたが、初公判は鹿児島地裁で、今月17日に開かれることが決まりました。
吉崎被告は、これまでの警察の調べに対し、「ブレーキを踏むつもりが、誤ってアクセルを踏んでしまった」と話しています。
きょう3日、吉崎被告はMBCの取材に応じ、「すべて自分のしたことで被害者や遺族に申し訳ない。裁判ではすべて認め、刑を受け入れる」と話しました。