大分県別府駅周辺の27の飲食店が協力して特別な千円メニューを提供し、訪れた人が気軽に飲み歩きを楽しめるイベントが3日から始まりました。
JR別府駅前では地元観光の発展に尽くした油屋熊八像が特別な衣装で出迎え、3日から3日間、駅前の周辺では、麦焼酎・二階堂のソーダ割、通称「ニカソー」と各店舗自慢の逸品を1000円で楽しめます。
駅からすぐのバー「THENIKAIDOSTAND」は、ミントとかぼすを合わせた限定のお酒など3種類を提供します。

(二階堂酒造 広報担当・二階堂亨介さん)「別府のグルメ、別府の街とニカソーで盛り上がりたいなと思って今回イベントを企画しました。皆さんでニカソーで乾杯ってやってもらえると非常にうれしいです」
今回は3つのエリアでQRコードを読み取ってスタンプを集めると抽選で景品が当たる形式で、街を巡ってもらう狙いです。

多彩な料理を楽しめる「アジアン屋台」では、特製スパイスをかけたラム串に自家製のキムチやザーサイ、メンマの3種盛りが提供されています。
(アジアン屋台・リュウコウさん)「ラム肉はスパイスかけて焼くのでニカソーとすごく合うんですね、これきっかけになって来ていただけるのがうれしいです」
新しくなったべっぷ駅市場に1日オープンしたばかりの湯煙食堂。由布市で育てた朝採れシイタケをまるごと使ったおおいた和牛のジャンボメンチカツは通常1000円、この3日間はお酒がついても1000円です。
(利用者)「お酒とも相性良さそうなおつまみになりそうな感じで、おいしかったです」「最強ですね(笑)」「この周辺でそのイベントをやっている、いろんなところでニカソーが飲めるって感じなんですね、ぜひ行ってみたいと思います」
どの店も千円で楽しめるとあって、別府の駅前や商店街の新たな魅力を発見できそうです。