強さの秘密を探るため所属する陸上クラブの練習へ。練習前のストレッチはリラックス。同級生の前では中学生らしい無邪気な表情をのぞかせます。

(同級生2人)「楽しく陸上やっている。速いですね足が。足も速くて高く跳べる。」

186センチと長身で、同級生と並んでも頭一つ抜けています。練習が始まると表情は真剣モードに。足の動きなどを入念に確認しながら跳躍の動きに繋げていきます。

小さいころから走るのが好きで小学2年生のとき陸上を始めました。

(迫田大輝選手)「寝る、食べる以外はほとんど自分の跳躍の動画を見て、悪かったところと良かったところの違いを見つけて次はどうしたらいいか考えている」

日本一になった走り高跳びを始めたのは中学1年生のとき。県で優勝した三段跳びで初めて大会に出たのは1年前。走り幅跳びも中学3年生になり初出場したばかりです。指導する立石ヘッドコーチは迫田選手の活躍に驚いています。

(NPO法人・SCC 立石太輔ヘッドコーチ)「何をやっても能力が高い。そして研究熱心。いろんな人から指導されるがそれを吸収して、自分だけのものじゃなくてメンバーにアウトプットしてくれる。研究してないとアウトプットできないので」

(クラブの後輩)「いつも走高跳びを教えてくれる優しい先輩で、すごい。(国スポは)練習の成果を発揮できるように頑張ってほしい」