4日に迫った自民党総裁選。
小泉氏、高市氏、林氏の三つ巴の激しい戦いとなっておりこの3人のうち2人による決戦投票がほぼ確実な情勢です。
地元福岡と佐賀の国会議員たちも支持する候補者のために最後まで全力で動いていました。
地元の自民国会議員は林氏支持が最多

「電話作戦」で林芳正官房長官の支持を訴えているのは福岡7区選出の藤丸敏衆院議員。
「安定の政治」には「同じ派閥だった林氏しかいない」と話します。

衆議院(福岡7区)藤丸敏 議員
「林さんの場合、ずっと官房長官やってきたり全部合わせて閣僚6つやっているんだよね。だからそういう意味でよく流れをわかっていてそのままじゃいかんけれどブラッシュアップして安定の政治をやっていくと」

序盤は小泉進次郎農水大臣と高市早苗前経済安保担当大臣の2強対決とみられていた総裁選。

しかし終盤に入り林氏が決選投票に食い込む可能性が急浮上しています。

9月30日、福岡市内で開かれた林氏の応援集会には福岡選出の国会議員らが続々と駆けつけました。
中でも注目を集めたのは自民党福岡県連で絶大な影響力を誇る蔵内勇夫県議会議長。
息子が林氏の秘書を務めていました。

福岡県議会 蔵内勇夫 議長
「きょうは福岡県の自民党関係者、役員全員出席させていただいております。私は林長官が総理になられれば、トランプ大統領と習近平国家主席、この3人はうまく話ができると確信しております」

福岡・佐賀を地盤とする自民党の国会議員で林氏を支持する議員が最多の5人となっています。