山形県南陽市に秋の訪れを告げる「南陽の菊まつり」がきょうからはじまりました。

色鮮やかな菊と現代のアート技術を融合させた美しい作品が訪れる人を魅了しています。

柔らかな木漏れ日のもと、境内を華やかに彩る黄色やピンクの菊の花。

1912年・大正元年に始まった「南陽の菊まつり」は今年で113回目となり、菊人形を飾る菊まつりとしては全国一の規模を誇ります。

きょうから14日までは熊野大社周辺の宮内会場、15日からは中央花公園周辺の花公園会場と、会場と期間を2つに分けて開催されます。

そのうち宮内会場では、県内外のデザイナーが手掛けた12点の芸術的なフラワーアートを楽しむことができます。なかでも、宮内会場の目玉が。

大内希美アナウンサー「こちら菊人形とフラワーアートを融合した作品。日本の伝統と現代の技術が組み合わされていて勇ましさも感じられつつ華やかさもありユーモアもあり、引き込まれる」

また、作品の中には宮内小学校の6年生の作品や国内のコンテストで受賞歴のあるデザイナーの作品などもあり、訪れた人は個性溢れるアートに心を奪われているようでした。