夜は塾の先生に…3足のわらじ

午後6時で、怜文堂書店は閉店。しかし、倉橋さんの仕事は終わりません。ここから夜の9時半までは、塾の講師です。

(塾生)
「ちょっと厳しめだけど、たまに面白いところもあって楽しい授業」
「小説とか物語系の本をいつも買っていて、前飾られていた絵も見ていて楽しかった」

休みの日にも書店のPRのため、音楽と絵画のイベントを開いていました。

(倉橋さん)
「本屋さんが減っていく中で『工夫すれば本屋さんでもやっていける』と示したいので、いろいろな取り組みをしている。今は思ったほど利益は出ていなくて、自分の中では下積みの段階だと思っている。今のうちはいろいろなことに挑戦して、お客さんにこの店のことを知ってもらう。まずはそこから始めて、徐々に利益を出していこうと考えている」

『書店の灯を守りたい』。その思いで、今日も大学生に塾講師、そして書店経営と三足のわらじで奮闘しています。