違和感を感じた國廣さんが詳しく確認すると、女性客は「相手は直接知らないが息子の会社の人で、詐欺ではない大丈夫」と繰り返し説明。國廣さんは約30分かけて説得し、上司に相談して警察へ通報しました。

警察の調べで、女性はインターネット広告から投資サイトにアクセスし、元日本銀行総裁を名乗る人物とLINEでやり取り。その後、指定口座に200万円を振り込むよう指示されていたことが分かりました。

國廣さん:
「詐欺だと思わず、信じ切った状態で来店していたので、丁寧に話を聞いて説得しました。窓口に来ていただいたお客さんとの関係づくりが防止につながり、お客さんにとっても良い結果になると思っています」