地元の企業や職業について知り、地元で働くことの魅力を伝えようと、きょう大蔵村の中学校で出張職場体験が行われました。

若い世代の働き手が減少している大蔵村では、中学生が地元企業などの仕事を体験することで生徒たちに地元の仕事の魅力を知ってもらう「Oh蔵 Job Trial(おおくらじょぶとらいある)」を去年から行っています。

きょうは、大蔵中学校に最上地域や庄内地域の企業など11の事業者がブースを作り、全校生徒82人が様々な仕事を体験しました。

こちらの生徒が白衣を着て体験するのは、薬局の仕事です。さまざまなお菓子を薬に見立てて間違いのないように錠剤を処方します。

新庄警察署のブースには珍しい体験が用意されていました。

警察官「磁石刷毛法というのを使って指紋採取することを体験していただこうと思っています」

磁石の粉が付いた刷毛を使うことで指紋が浮き出てきます。普段はできない体験に生徒たちも興味津々です。