2日、大阪府松原市が万博の未利用チケットを金券に交換する取り組みを正午から始めましたが、開始から約1時間半後、午後1時半には受け付けを終了しました。

 大阪・関西万博は閉幕日の13日までの予約枠がほぼ満員で、入場予約が取れないなどの事態になっています。

 このため松原市は、予約されていない未利用のチケットを市内でのイベントなどで使える金券あわせて4000円分と交換する取り組みを正午から始めました。

 対象は未利用チケットを持っている人で、先着約100人の枠が用意されました。しかし希望者が定員に達したため、午後1時半ごろには受け付けを締め切ったということです。

 松原市の担当者によりますと、約1時間半の間に定員を超える申し込みがあったということです。今後、チケットが対象のものかを精査し、先着の100名ほどに絞り込まれます。

 金券の交換の対象となった人には、今月中に申請者に結果をメールで通知が届くということです。

 また、申し込みの半数以上は松原市外からで、最も遠いところでは東京からの応募もあったということです。