飛行機が乗っ取られるなどのハイジャックに対応できるよう、きょう、庄内空港でハイジャック対応訓練が行われました。
「KUN123便に凶器を所持したものが侵入。客室乗務員及び、清掃員を人質に取り機体ドアを閉め、立てこもっている模様」

庄内空港は首都圏との定期便があり利用客も多いことから、ハイジャックへ起きた際の関係各所との連携を確認するために毎年、訓練を行なっています。

きょうの訓練は、準備中の飛行機に刃物を持った男が侵入し、客室と乗員を人質にとり現金を要求したほか飛行機を海外に向かわせようとしているとの想定で行われました。

ハイジャックが起きた場合、はじめに警察などに通報し、その後警察や空港関係者などが合同対策本部を設置。情報を共有し、現場に指示を出します。

「人質の人数などの追加情報があれば教えてください」

「人質は客室乗務員3名、清掃員3名、操縦士副操縦士の計8名です」

その後、犯人の説得や人質の解放、犯人を捕まえ、連行するまでの流れを確認しました。
「動くなよ。そのまま」

県庄内空港事務所 佐藤守 所長「今回の訓練については手順をよく踏んで、着実に実施できたと思う。間違いなく着実に出来ることが大切だと思うので、繰り返していく事が大切だと思う」

庄内空港では今後も訓練を続け、ハイジャックへの対応力を高めていくという事です。