ニューヨークなど国内外で活動を続けてきたイラストレーター黒田征太郎さんの作品展が、北九州市立美術館で開かれています。
86歳になっても描く手を止めない黒田さん。
その原動力と、絵を通して伝えたいことを聞きました。
北九州市立美術館に展示された約650点の作品

鳴り響く和太鼓にあわせて絵筆をふるう黒田征太郎さん・86歳。
国内外で活動を続けるイラストレーターです。

北九州市立美術館で開かれている「黒田征太郎展 絵でできること」には、およそ650点が展示されています。
黒田さんがこれほど大規模な個展を開くのは初めてで、長年の創作活動での作風の変遷をたどることもできます。

また、世界を旅して書き留めて自宅に保管していたスケッチブックも展示しました。
訪れた人を魅了「自由、自然体 力強さ感じた」

来場者
「自由、自然体。とても力強さを感じました」

来場者
「86歳までこれだけ多作で絵を描かれているのは感動的」

来場した子供
「面白い。船描きたい」
ファンを魅了する黒田さんの作品の多くは「いのち」をテーマに描かれています。