青森市の小学校で子どもたちが、ねぶた師に教わりながら「金魚ねぶた」作りに挑戦しました。

青森市の三内小学校で開かれたこの授業は、30日で5回目を迎え、ねぶた師の立田龍宝さんが講師を務めました。

立田さんは「骨組み」や「紙はり」、それに「色塗り」やしっぽを取り付ける「仕上げ」の作業まで「友達に協力してもらいながら作りましょう」と声をかけながら、子どもたちに指導していました。

児童は
「最初は簡単だと思っていたが、後々難しいと思ってきた。でも、完成できて達成感があった」

「顔を描くのが難しかったけれども、上手にできたと思う」

ねぶた師 立田龍宝さん
「同じ大きさで、同じ材料を使っているが、書いたり描いたり、それぞれの個性が出て楽しい。この中から1人でもねぶた師を志す子どもがいればいい」

作り上げた「金魚ねぶた」は、10月の学習発表会などでお披露目されます。

そして、2026年7月に開かれる三内地区の学校ねぶたとして合同運行する予定です。