見た目はまるで“花畑”…驚異の最強級外来種との戦い

今回の作業はこれで終了しましたが、三重県桑名農政事務所では今後も引き続き駆除作業を行っていく予定です。

そしてことしの夏、取材で訪れた、まるで花畑のようにオオバナミズキンバイが広がっていた田んぼも、来年の田植えに向けて動き始めるということです。

(コメ農家 毛利圭吾さん)
「うちが預かって作業をしていく田んぼ。除草剤をまいたり、草を刈ったり、重機で除去したりして、来年はしっかりお米を作っていきたい」

この田んぼは、稲作りをしなかったわずか一年でオオバナミズキンバイが広がってしまいましたが、地道に駆除作業を行っていくということです。

(コメ農家 毛利圭吾さん)
「2年3年4年と(時間を)かけて徐々にやっていけたらと思う。おいしいお米を作ってみんなに喜んでもらえるように頑張りたい」

最強級外来種との戦いは、まだ始まったばかりです。