自然分娩と違う処置・薬剤 リスクも
出水キャスター:
15年前から無痛分娩を行っている「杉山産婦人科」に、リスクなどを聞きました。

杉山産婦人科 世田谷の笠原慶充院長は「今まで費用面で(無痛分娩を)考えてこられなかった方が、無痛分娩を選択することができる。分娩方法を選ぶことができる。
自然分娩では行ってこなかった処置や薬剤が入ってくる形にはなるので、そういったところのトラブルをしっかり検知できること。適切な対応ができることという意味では、医療機関側の負担も増えてくるかなとは思います」としています。
▼担当医と相談すること、▼施設が整っているか調べることも大事だということです。
茨城・取手市も最大10万円の助成

出水キャスター:
東京都から始まった助成金、広がりを見せています。
茨城・取手市でも10月1日から、対象者を4月1日以降に誕生の子まで遡って、10万円を支給するという助成金の取り組みが始まります。
取手市こども政策課担当者は「今年度の事業なので公平性を保つため、今年度に誕生した子は全て対象になる」としています。
東京都から全国に広がり、いろいろな選択肢を提示してほしいと思います。
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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 慶応義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMia(イミア)」主宰