福岡県大刀洗町で、町の執行部と議会の対立が続いています。
大刀洗町は、議会が開いている百条委員会の妥当性などを検証する「第三者調査委員会」を設置しました。

29日、大刀洗町役場では第三者調査委員会の委員に選任された税理士と弁護士が今後の協議の日程などを話し合いました。

大刀洗町の議会は去年12月、町の移動販売事業「大刀洗マルシェ」をめぐり不正な経理処理があったか調査するため、百条委員会を設置しました。
これに対して、町側は百条委員会で調査権の濫用や職員へのハラスメントが疑われる行為があったとして、29日 第三者委員会を設置しました。

大刀洗町 中山哲志 町長
「町の中でも対立と分断が生じている事態を一日でも早く解消したいと思っています」
第三者委員会は、今年12月下旬に調査報告書をまとめる予定です。