「奇跡のバックホーム」球史に残る名場面です。これを演出したのが澤村幸明さんの9回、同点ホームランでした。

あれから30年、「7イニング制ならあのホームランはありませんでしたね?」と尋ねてみました。

熊本工業OB 澤村幸明さん(45)「後悔しないような打席にしようと毎回そう思えれば良いですが、前の3打席があったというのも1つ大きかった」

社会人野球まで選手として活躍し、今は日本通運の監督として勝負に向き合う日々、澤村さんは終盤の攻防こそ「野球の面白さ」と言います。

熊本工業OB 澤村幸明さん(45)「8回、9回で6人のアウトを取るのがすごく難しいので、ピッチャー・キャッチャーはそれがなくなるのは寂しいなと」