大阪・関西万博では地球的な課題について考える8つのテーマウィークが設けられていて、きのう(28日)までは生物多様性などについて考える11日間でした。香川県は会場で、瀬戸内海の生物や海の魅力を紹介しました。

(茅原淳記者)
「大屋根リングを一周しながら大阪湾と万博の雰囲気が楽しめるのもあとわずかです。閉幕まで残り2週間あまりとなった週末の大阪・関西万博は大勢の人でにぎわっています」

その万博のテーマウィークで行われた香川県の展示「アートする里海KAGAWA」です。

美しい瀬戸内海の風景を動画で紹介、また来月(10月)3日から始まる瀬戸内国際芸術祭のPRコーナーなども設けられました。

また香川県と香川大学、県漁連が行ったトークイベントでは、藻場の再生や下水の栄養塩類の管理、イイダコの放流など、瀬戸内海を豊かにしていくさまざまな取り組みが紹介されました。
(池田豊人香川県知事)
「この美しい景色、今はそこにアートも加わって、非常に瀬戸内海に世界中の注目が集まってますが、さらにそこに水産資源が加わってくるとトリプルの魅力ができてくるのかなと大いに期待してます」
会場では香川県産のオリーブハマチも振る舞われ、大勢の来場客が舌鼓を打っていました。