事前の同意がなかったため、巡視船が無線で中止を求めたところ調査船は3時間半後の午前10時前、排他的経済水域の外へ出ました。

詳しい目的は分かっていません。

外務省は、「同意のない海洋調査は認められない」として、外交ルートで中国に対し抗議したということです。

「向陽紅22」は、去年7月、日本最南端・沖ノ鳥島の北の、日本の大陸棚にブイを設置したのが確認されていて、日本政府の申し入れに対し中国側は「津波観測用で、日本の主権的権利を侵害するものではない」と説明しています。