台風20号(ブアローイ)は28日朝、南シナ海を西北西に進んでいて、「強い」勢力を維持しています。
気象庁によりますと、台風20号は28日午前6時現在、南シナ海を西北西に時速30kmで進んでいます。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sとなっています。


▼12時間後の28日午後6時には、台風は「強い」勢力を維持したままトンキン湾を進み、速度は時速20kmに低下する見込みです。中心気圧は970hPaまで低下し、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sと予測されています。
▼24時間後の29日午前6時には、台風は「強い」勢力を保ったままベトナムに上陸する見通しです。中心気圧は975hPa、中心付近の最大風速35m/s、最大瞬間風速50m/sとなる見込みです。



▼30日午前3時の予報では、台風はラオスに達し、熱帯低気圧に変わる見込みです。中心気圧は1000hPaまで上昇する見通しです。
台風の予報進路は、予報の期間が長くなるほど誤差の幅(予報円)が大きくなります。最新の情報を確認するようにしてください。
次項からは、日本付近の雨と風の動きをシミュレーションの連続画像で見ていきます。