「市政への影響をどう考える?」
Q.市長の悩みとは具体的にどんなもの?
<小川晶市長>
例えば、8月は自分の親の死という悲しい出来事ではあったんですけど、私自身はできるだけ公務に参加をしたいと、自分の個人的な家の事情よりも市長としての仕事を優先したいと思っていたんですけども、やはりそれが休まなければいけないというような状況になりまして、そういった納得のいかない、心の整理がつかないところについても、何で公務に出ちゃいけないんだというのをその職員と話をさせて頂きましたし、ちょっと葬儀の話になって恐縮なんですけども、葬儀に関しても私の実家では本当にこう静かに母を送りたかったっていうのがあるんですけれども、自分の公人という立場があるので、千葉では静かに葬儀をやりたいけれども、群馬の方で結構大騒ぎになってしまって、なかなかそういった静かに送りたいっていうことが自分のせいで叶えられないという悔しさもあって、そういった相談をさせていただきました 。
Q.群馬で大騒ぎというのは市長の母が亡くなったことについて?
<小川晶市長>
そうです。群馬から千葉までお通夜、告別式に参列したいというような声もたくさんありましたし、そういった対応についてできるだけ来て欲しくないというのは大変失礼なんですけども、静かに葬儀を行うためにどういった対策が取れるかというのもいろいろと相談をさせていただきました。
Q.市政を担っていく上で今度どのように職員とコミュニケーションを取っていく?
<小川晶市長>
なかなか私自身のいろんな相談ができていなかったということだと思いますので、今後、副市長や他の職員ともしっかりといろんな方とコミュニケーションが取れるようにしていきたいと思っています。
Q.これまではそういった方(副市長など) とコミュニケーション取っていなかった?
<小川晶市長>
副市長や特別職とも当然コミュニケーションはとっているんですけども、大きな方針についての話をすることが多かったです、その職員とはもっと細かい小さなことや一つ一つのできごとについても共有をさせていただいておりました。なるべくトップダウンの方針を出すのではなくて現場に近いところからいろいろと情報を共有したり私の思いを伝えてもらえることができないかということで、職員にいろいろ相談をさせていただきました。
Q.市政にどのような影響があると?
<小川晶市長>
まずは市民の皆さんにも大変ショックを与えてしまっただろうということで、期待をしていただいてる市民の方々に対しては期待を裏切ってしまった部分があるということで私自身の信用にかかわることは少し影響があるだろうと思っております。また問い合わせ等がこれからでてくると思いますので窓口の職員を含め、少し業務の方にも何か支障が出てしまうんではないかといま懸念をしているところでございます。
「不倫報道のように見えてしまうことについては?」

Q.話し合いをするのが市長室ではダメだった理由は?
<小川晶市長>
特定の職員とやはり長時間いるということをどう思われるかっていうのもありますし、あとはやはり私が結構泣いたりだとかちょっと感情的になったりするところもあるので、そういった姿を市役所の中では見せたくないというような思いも強かったです。
Q.男性職員と知り合ったのは市長になってから?
<小川晶市長>
そうです。
Q.男性と知り合う以前は、悩み相談などどのように対応していた?
<小川晶市長>
市長になる前、議員の時には割とそういったことも自分の支援者であったり、友人であったり、外でも何でも言えるような環境であったんですけれども、やはり市長職という立場上、自分の思っていることや不満については、どこでも言えるものではないなと、内部のことについても内部以外の方々にあまり話ができるものではないなということで、相談ができる人が少なかったのがあります。
Q.男性職員が1番の相談相手だった?
<小川晶市長>
はい。
Q.不倫報道のように見えてしまうが、それについてはどう考えているか?
<小川晶市長>
当人同士は全くそういう意図はありませんでしたので、職場の上司と部下という立場ですけれども相談に乗ってもらえるという相手ということで、私の方は捉えていました。
<司会>
それでは以上で、臨時の記者会見を終了させていただきます。
<小川晶市長>
すいません。本当に多くの皆様にご迷惑をおかけして本当に申し訳なかったというふうに思っております。誠に申し訳ありませんでした。
ーーーーーーーーーーー
前編記事は、
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【前編】
として公開中