「SBCこども未来プロジェクト」、今回は夏の全国大会で準優勝に輝いた長野県東御市の小学生ドッジボールチームを紹介します。

一糸乱れぬ俊敏なディフェンス。

東御市の小学生ドッジボールチーム「東御☆スピリッツ」です。

1年生から6年生まで30人が所属し、週4日、練習に励んでいます。

チームは8月、群馬県で開催された「全国小学生ドッジボール選手権大会」で、長野県勢としては33年ぶりの準優勝を果たしました。

■キャプテン吉池岳大(よしいけ・たかひろ)くん(6年):
「正面のボールを見極めて正面だけ取りました 6年生が1人しかいない中で準優勝できたのは、4、5年生が頑張ってくれたから」

強さの秘けつは「仲のよさ」。
自分たちで意見を出して練習メニューを決めたり、お互いにアドバイスしたり、学年の壁をつくらず、積極的に声を掛け合っていて、これが試合でのディフェンス力に繋がっています。

■吉池くん:「キャッチの時にはメンバーの間が詰まっていて、しっかり一緒にキャッチできる」

■村山弘子(むらやま・ひろこ)監督:
「わいわいとただ仲が良いわけではなく、勝つぞとなったときにみんなが一つの目標に向かってまっしぐらにいける」

コントロールやキャッチしてから投げるまでのスピード感を意識した練習で、「全員ドッジボール」にさらなる磨きをかけています。

次の目標は、来年(2026年)3月の全国大会出場。
夏のリベンジを誓います。

■キャプテンの吉池くん:
「8月は全国準優勝だったので、今度はもっと上の優勝を目指せるように、まずは長野県の県大会を勝ち抜く」