カーク氏の死を祝った人も…銃撃事件が生んだ“アメリカの分断”

銃撃事件の場に居合わせたアメリカの学生たちは、今のアメリカ社会をどう見ているのか。

事件現場にいたティアナ・ラオさん
「(事件後)間違いなく大きな分断を生みました。共和党にも民主党にもがっかりしています。彼の死を祝っていた友人もいます。悲しいです」

トランプ政権の対応について、批判的な意見を持つ学生もいた。

事件現場にいたアレクシス・サンチェスさん
「今回のことで、政権側にチャーリーを利用する機会を与えてしまった。チャーリーがかわいそうです。反対勢力に対して、より攻撃的になり始めている。例えば『政府に批判的なことは言ってはいけない』『もう居場所はない』といったように。

チャーリーのことを気の毒に思うというより、自分たちのプロパガンダや思想を押しつける手段にしているのは確かです」

村瀬キャスター
「アメリカは今、正しい方向に向かっていると思いますか」

事件現場にいたアレクシス・サンチェスさん
「いいえ。残念なことに、今にも人々はアメリカから離れていくでしょう」