静岡県沼津市に住む会社役員の男性が、SNSで知り合った人物に、現金と暗号資産の合計1280万円を騙し取られる詐欺事件が発生しました。

詐欺の被害にあったのは、静岡県沼津市に住む50代の会社役員の男性です。警察によりますと、男性は6月頃、SNSのインスタグラムでDMを送ってきた人物に、先物取引の投資を勧められました。その後、LINEでやり取りをすることを持ち掛けられ、9月26日までの間、計19回にわたって現金460万円と暗号資産820万円相当、合計1280万円を送金しました。

9月27日午後に「現金化しようとしたら現金にできない」と警察に相談し、騙されたことがわかりました。警察によりますと、男性は投資について明るくなく、偽の投資サイトで利益が出ているのを見て、信じ込んでしまっていたということです。

警察では「SNS上で知らない相手から投資の話が出たら詐欺」「『必ず儲かる』は詐欺」「個人口座へ正規な投資でお金を振りこむことは絶対にありません」と呼びかけています。