今後このような無差別で未成年が被害に遭うような事件が二度と起こらないよう被告人には最も重い刑罰を希望したいと思います。

事件現場(北九州市小倉南区)

 今も毎朝毎晩、息子と一緒に仏壇の咲彩に話しかけていますが、未だに咲彩がいなくなったことが信じられず、毎日、毎日、咲彩に会いたいという気持ちは変わりません。
このようなことをした被告人を私は父親としても一人の人間としても絶対に許すことはできません。

 私たち家族が咲彩と一緒に過ごせる時間や人生、また咲彩を慕う人たちが咲彩と一緒に過ごせる時間を奪ったこと、何よりも、可愛い咲彩の輝かしい未来・人生を奪ったことは許しがたく耐えられません。

 被告人の起訴に至るまで、2度にわたる精神鑑定があり、咲彩へ報告ができないまま長い期間が経過しました。遺族として、何もわからない状況が続いたことは大変苦しい時間でした。
裁判においては、迅速かつ正確に審理が尽くされることを願っています。

 遺族としては、今後このような無差別で未成年が被害に遭うような事件が二度と起こらないよう被告人には最も重い刑罰を希望したいと思います。
以上