「月30万円くらい。バーンってお金を入れたりしていた」
後日、昼に会うマユカさんは、18歳らしさを纏っていました。
マユカさんが以前通っていたというメンコンに案内してくれました。
メンコンとは「メンズコンセプトカフェ」のこと。男性店員が店のコンセプトに基づき、「アイドル」や「王子様」といったコスプレなどをして、接待や接客を行う飲食店のことを指します。
(マユカさん)「友達が知っていて、1回連れて行ってもらってから行くようになりました。(Q月にいくらくらい使っていた?)月30万円くらい。ほぼ毎日行っていた。担当(のメンコン店員)が結構言ってくれますね、『一番使っている』って。長くついてほしいから、その分、バーンってお金を入れたりはしていました」
お金を使えば使うほど特別扱いしてくれた店員。マユカさんは半年間で約200万円を注ぎ込んだといいます。なぜ、それほどまでに依存してしまったのでしょうか。
(マユカさん)「親に虐待されていたので。毎日、病院に行くくらい殴られて、ここ(顔)とか縫った痕があるんですけど」
家に居場所がなかったというマユカさんにとって、親身に話を聞いてくれる店員だけが心のよりどころだったのです。