共学化や募集停止する女子大

日本は現在、少子化が進んでいるため、大学全体が厳しい経営状況になってきています。特に女子大学は、1998年のピーク時に98校あったのが、2025年現在69校(石渡氏による)と、約3割減っています。
なぜ減少しているのか。まず、女子大は女性しか入れない大学のため、対象者は約半数になります。また意識調査では、女子高校生の約半数は女子大を志望しない(Studyplus トレンド研究所調べ)というデータもあるため、女子大の対象者はそもそも4分の1程度しかいないと考えられます。
そんな中、募集停止する女子大も増えてきています。例えば、神戸海星女子学院大学は、2024年度から募集停止。京都ノートルダム女子大学は2026年度から募集停止となります。
一方で、共学化という方法を取る女子大もあります。
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▽神戸親和女子→神戸親和(2023年度)
▽園田学園女子→園田学園(今年度)
▽京都光華女子→京都光華(2026年度)
▽武庫川女子→武庫川(2027年度)
特に衝撃が走ったのが武庫川女子大学の共学化。大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏は「ここまで大規模な女子大学が共学化するというのは前例がなかった」と話し、実際に反対署名も集まっているということで社会に大きな影響を与えているということです。














