警察が自転車乗車時のヘルメット着用率を調べた結果、青森県は7.5%で、全国ワースト2位だったことがわかりました。
自転車乗車時のヘルメット着用は、2023年4月に改正道路交通法の施行で努力義務化されました。
警察が2025年6月に行った調査によりますと、県内でのヘルメット着用率は7.5%で、2024年に比べて1.6ポイント低くなりました。
全国平均の21.2%を大きく下回り、都道府県別では「大阪」に次いでワースト2位です。
青森県内では、9月20日に弘前市の国道7号交差点でヘルメットを着用せず、自転車に乗っていた83歳の女性が軽乗用車にはねられて頭などにけがをし、死亡する事故がありました。
警察庁によりますと、自転車に乗っているときの事故で、死亡した人の半数ほどが頭に大けがをしていて、警察はヘルメットの着用を呼びかけています。