鹿児島市の児玉美術館でヒガンバナが見頃を迎え、秋の訪れを告げています。
(記者)「森の中で静かに咲くヒガンバナ。この鮮やかな赤色が目を引きます」
鹿児島市下福元町の児玉美術館ではヒガンバナが見頃となっています。開館した40年前に6000株が植えられたということで、美術館の中からも目の前に広がる秋の景色を眺めることができます。
美術館では11月3日まで陶芸家・鈴木治さんの企画展が開かれています。
素焼きした像に、薄く溶いた赤土をはけで重ねたあと釉薬を吹きかけることで、グラデーションと光のような輝きを生み出しています。
(児玉美術館 茶圓彩学芸員)「自然や作品の豊かさを合わせて感じることができる。芸術の秋に来てください」
児玉美術館のヒガンバナはこの土日まで楽しめそうです。